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基本セリフ ●武将選択時 「アテンション・ザビー!」 ●勝利 「アイユエニー命知らずが今日もゆくー♪ ン、切れてるネ」 ●登場 「オー、アナタ、愛知らナーイ、悲しいネー。 デモダイジョブ、ザビーがコレで愛教えたげるネ」 ●天下統一 「」 ●バサラ満タン 「オオオオオッ!?」 ●バサラ 「ザ・ビーーーーーム!」「これ、愛のムチネ!」 ●ドライブ 「ハァァーッ!!」 ●挑発 「フッフフッフフッ、フ~ン♪ アナタ、ダーメ人間ネー」 ●アイテム入手 「マズッ!」(?) ●騎乗 「フホホ~ウ!」 ●死亡 「オロロ~ン!!」 ●討死 「モット…イッパイ愛シタカッタヨ…」 掛け声 ●通常攻撃 「フン」「トウ」「エエイ」「デェェヤ」 ●通常攻撃8段目 「」「」「」 ●ジャンプ 「トァッ」 ●ジャンプ□ 「」 ●ジャンプ△ 「」 ●バサラ中 「」 ●ダメージ 「」「」「」 ●ダウン 「」「」 ●ダウン復帰 「」 ●ガード構え 「フン」 ●ガード 「デェェヤ」 ●回避前 「フホホ~ウ!」 ●回避他 「セイッ」 ●敵タメ 「」 ●固有技 炎あれ 「ドッハ~ァ」 祈りあれ 「ザビザビザビザビザビザビザビザ~♪」 天罰あれ 「テンバァーツ!」 突撃あれ 「突撃アレェェェー!」 火葬あれ 「メェラメラヨォォォォ!」 天使あれ 「天使デース」 恵みあれ 「おぇあ!」 字幕付き ●放置 「今、天使が通りマシタ」 ●放置・敵 「アナタ、今、入信を考えてマシタネ?」 ●後詰到着 「」 ●瀕死 「」 ●瀕死・敵 「」 信者「もう少しで敵将が改心しますよ!」 司祭「あなたは裸葬にしましょうかぁ?」 ●劣勢 「まだ半分だヨ!大逆転デスカラネ!」 ●1000撃破 司祭「ザビー教教義第四節は縁起が悪いので欠番です」 ●1000撃破・敵 「もう愛なんていい! 死んでキミ!」 ●敗走 「イヤヨ! 愛は力に屈しないんダカラッ!」 ●死亡 「オーウ、あれがウワサのサンズリバーネ」 ボイスギャラリー 01「アテンション・ザビー!」…武将選択 02「ブッとばしマッスル!」… 03「オーウ、あれがウワサのサンズリバーネ」… 死亡 04「オー、アナタ、愛知らナーイ、悲しいネー。デモダイジョブ、ザビーがコレで愛教えたげるネ」… 登場 05「アイユエニー命知らずが今日もゆくー♪ン、切れてるネ」…勝利 06「愛、渦巻いてマース!ハリケーン!」… 戦闘時 07「愛ナンテ…信じても、ダメなときはダメ!」… 戦闘時 08「敵をよく見なサイ、だんだんムカツイテキマス」… 敵汎用 09「燃えてマースネ?煮えてマースゾ!」… 戦闘時 10「イヤヨォ!愛は力に屈しないんダカラァ!」…敗走 11「愛は死にマシェーン!」… 12「アナタ、死にそうですか?オキノドク!」…戦闘時 13「モウネ、愛トカどうでもイイ気がシテキタ」…体力減少時 14「信者のミナサン!今、会いにゆきマース!」… 15「ザビーのため、ハラキッテチョーダイ!」… 16「芸者、寿司、これお約束ぅ」… 京都けんか祭り開始時 17「何でか分からないケド、アタシをシバイテ!」… 対竹中半兵衛 18「料理はー愛情ー!」…対まつ 19「ザビー教教訓その一・骨まで愛シテ」…戦闘時 20「ザビー教教訓その2・愛は全て奪う」…戦闘時 21「ザビー教教訓その3・愛ナド…要ラヌッ!」…戦闘時 22「世界人類、愛ミナギッテ、ニエタギレ!」… 戦闘開始直後 23「右のホッペを殴られタラ、左のホッペで愛しまスルゾー!」… 24「アナタにも愛をアゲマース」… 戦闘時 25「この壷を持ってイタラ、不幸を免れマシタ」… 戦闘時 26「ワタシの肖像画、今ならサービス五万両ー!」…戦闘中 27「アナタ、張り紙見て来たヒトね? ザビー教へようこそ!バラ色パラダイス!」… 追放戦開始時 28「アナタ、既に洗礼されてマスヨ 晴れてザビー教の一員! オメデトー!」…汎用 29「ザビー教は、愛と強さのケーダモノー♪いや、ターマモノー♪」… 30「諦めタラ、ソコデ、試合終了デース!」… 敵汎用
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武田信玄 おお…見よ、京の都じゃ… 見よや幸村、都じゃ… 武田信玄:死亡時 叱って…くだされ…お館…様… 幸村! お前は死んでは…ならん!!! 真田幸村・武田信玄:幸村死亡時 やれやれ、ザマねえや… 見事じゃ! 忍の死に様、とく見たぞ! 猿飛佐助・武田信玄:佐助死亡時 …お主か、わしか いずれか めいうんつきたりや… 武田信玄・上杉謙信:川中島の合戦 真田幸村 お館様ぁ!果たしてみせましたぞぉ! おおお館様ぁ!お館様あああああああ! 真田幸村:勝利時 日本一ぃ! 真田幸村:BASARA技終了時 腕が鳴りますな、お館様! 真田幸村:国決定時 お館様に仇なすは、この幸村の槍に散る… 織田の野望、ここについえたり! 真田幸村:本能寺決戦 頂戴いたす! 真田幸村:アイテム入手時 なんの!寒さなど吹き飛ばぁす! 真田幸村:最北端一揆 めおとで戦とは、は、はれんちである! 真田幸村:姉川 利家とまつへ 猿飛佐助 いざ、忍びまいる 猿飛佐助:キャラ選択時 あんたら、どんだけ死ねば満足なんだ…! 猿飛佐助:多数撃破時 真田隊、制圧 猿飛佐助:拠点制圧時 さぶっ!早く終わらせて退散しようぜ 猿飛佐助:最北端一揆 はいはい、追えってんでしょ!しゃあねえ 猿飛佐助:摺上原(2の長谷堂城猛追戦でも使用) ったく…バカに付き合うもんじゃねえなぁ… 猿飛佐助:死亡時 あの男はやばい、ここで仕留める 猿飛佐助:山崎(光秀へ) …覚悟してくんな、魔王の旦那 猿飛佐助:本能寺(信長へ) ふうん、あんたがねえ… なあ、解放してやんなよ、いろんな奴をさ 猿飛佐助:謙信へ
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とある城のとある座敷で、年端も行かない子供が二人 戯れていた。男の子と女の子のようだ。 「ほらほら、返して欲しけりゃここまで来いよ!」 「返して…お人形返して…」 「もっと早く走れよ。のろま!」 「かえして…かえして……(くすんくすん)」 「あっ!泣いてやんの!みっともねぇ~」 「…(しくしく)」 最初は仲良く遊んでいたのに、穏便ならぬ様子に 子供達の守役が現れる。 「こらッ!姫様!お客様を苛めていかがなさいます!!」 「いじめてなどない。遊んでただけだ。(つーん)」 「若、もう大丈夫ですよ。泣き止んで下さいまし。」 「……(しくしく)」 「長曾我部の若様、それに守役殿、申し訳ございませんでした …ほら姫様もお謝りなさい!」 「うるさいぞ小十郎!オレは謝るようなことはしておらぬ!」 「また汚い言葉を使って…お尻を叩きますよ!」 「やってみろ!べーだ!!」 「……(しくしく)」 「若様、しっかりして下さいまし。それだから「姫若子」などと 噂されるのですよ?」 「……(しくしく)」 「やーい、馬鹿こじゅー!捕まえてみーろ!」 「待ちなさい!このクソ餓鬼ぁぁ!!」 「(…まぁ伊達の姫君ほど元気になれとは言わないけど…(^^;)」 <そして現在> 「な~んて事、よく有ったよなぁ。あの時はお前がこんな 別嬪になるとは夢にも思わなかったぜ?!」 「…俺はお前が男で、しかも海賊になってるたぁ夢にも思わなかったよ。 っていうか、ここ数年で何が有ったんだお前。」 昔を懐かしむ(?)元親と政宗だったとさ。 (おわり) おなごBASARA 続②
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次に来るだろう衝撃に備えて政宗はきゅっと目を瞑ったが、 なかなかそれは訪れなかった。何事かと恐る恐る目を開けようとしたその時、 強く腕を引かれ、抱き締められた。 「!!」 あまりの事に一瞬何が起きているのか分からなかった政宗だったが、 背中に回された強い腕の感触に 自分が小十郎の胸の中に抱き込まれているのだと気付くや、 白い頬をかぁっと紅潮させた。 「こ、小十郎…?!」 「…全く…あなたと言う御方は…!」 鎧に覆われた厚い胸に顔を押し付けられる形になっているので、小十郎の表情は分からない。 しかし耳に響くその声がひどく切実で、背中を痛いほどの力で抱く腕が ほんの僅かに震えている事に、政宗は気が付いた。 「何故いつも、この様に無謀な事をされるのです… 何故もっと、家臣や民を労るように御自分を大事にしては下さらないのですか…!!」 「小十郎…」 「姫様の身に何か有ったなら、この小十郎に… 伊達家に仕える者達に如何にせよと申されるのか…」 「……」 「もうこの様な振る舞いは、これっ切りにしていただきたい…!!」 「…分かったよ…分かったから……」 泣くな。 そう言いかけて、やめた。その代りに自らの腕を小十郎の背中に回し、 出来るだけ優しくさすった。 「Sorry、小十郎。…俺が悪かった。もうこんな事はしねぇよ。」 「…本当でしょうな。」 「……たぶん」 煮え切らない政宗の言葉に、一瞬脱力したように小十郎の腕が緩んだが、 ひそやかに聞こえた「仕方のない御方だ」という呟きが 僅かに笑みを含んでいたので、政宗は安心した。 そして、小十郎に「姫様」と呼ばれたのも、こんな風に抱き締められるのも、 随分と久しぶりだとひっそり微笑んだ。 おなごBASARA 最終5
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『小十郎…儂は生まれて初めて、天の采配を恨むぞ…。』 片倉小十郎はその森に足を踏み入れるなり、眉を顰めた。 鉄錆と、獣の臭い。大量の血と、それに誘われた山犬のものだと知れる。 物音は無い。しんと静まり返る森は、戦い終わった戦場の空気と、ひどくよく似たものをその身に包んでいた。 地に転がった肉を食んでいた山犬は、近付く人間の気配を察すると素早く闇の中に姿を消した。 無益な争いを好まない分、動物とは賢いものだと小十郎は思う。 灯りは無くとも、青白い月光に目の前に広がる惨状はしらじらと明らかになった。 数にしておよそ二十人程度だろうか。いかにも野盗か野伏せりかといった風体の男達の骸が散乱している。 小十郎は表情も無くそれらを見下ろすと、どれも刀傷で絶命している事を認めた。 政宗がやったのだろう。それは分かっている。 しかし肝心の政宗の姿が何処にも見えない。 「政宗様!何処に居られるのか!」 そう声を張り上げて呼ぶが、返事はない。 言い様のない不安を押さえ込みながら、さらに森の奥に踏み入ると、 見慣れた鉄の塊が地面に打ち捨てられるように転がっているのが目に入った。 それは、見間違える筈もない。弦月の前立てに飾られた政宗の兜だった。 慌てて拾い上げると、それは血飛沫を浴びている訳でも、ひどく破損している訳でもない。 ただ、その主の姿だけが見当たらなかった。 「政宗様…ッ!!」 小十郎がもう一度主の名を呼ぶと、背後に生えている枝振りの見事な樹の上部がガサガサと騒ぎ、 声が降って来た。若い娘のものだった。 「小十郎か?」 「…!政宗様?!そこに居られるのですか?!」 「ああ。」 「何故そのような所に…ご無事なのですか?!」 「一遍に聞くんじゃねぇよ。これから説明する。…もうその辺に山犬は居ないな?」 政宗の問い掛けに、小十郎は律義に周囲を見回す。 「居ないようです」 「OK 今降りる。」 再び枝を揺らす音が響き、地面に藍色の影が降り立った。 それは兜を被っていないことを除けば、稽古事を嫌がって城を出た時と まるで変わった様子のない政宗だった。 「お、兜拾ってくれたのか。Thank Youな。」 小十郎の手から兜をかっさらうと、いつものように被り、顎紐を締めた。 「ったく山犬には餌と間違われるわ、逃げた木の上じゃ兜に虫が入るわ 参ったぜ…って、どうした小十郎?」 おなごBASARA 続②6
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「政宗様ッ!!」 「うわっ」 有無を言わさぬ勢いでがしりと両の肩口を掴まれ、 政宗は思わず困惑の声を上げる。 「怪我は有りませんか!?下郎共に無体な仕打ちを受けては居ねぇでしょうな?!」 「け、怪我はねぇし、Rapeもされてねぇ!だから落ち着け、小十郎」 「小十郎はいたって平静にござる!」 「どこがだよ!」 どう見ても平静ではない小十郎の険しい顔に、政宗は今更ながら 「やっちまった」と内心青冷めた。小十郎は日常的に小言を言ったり叱ったりするが、 本気で怒ったり取り乱したりする事など殆どない男だ。 …戦場で、政宗が命に関わるような無茶をした時以外は。 「…まぁ、今回の事は責めますまい。 民を無法者から救う為になさった事なれば。」 つい取り乱した自分をひそかに恥じるように 淡々とした小十郎の言葉に、政宗は問い返す。 「…そう言えばお前、どうしてその事知ってるんだ?」 「此処に来る迄の道で出会った、政宗様の馬に乗った娘から 事の子細を聞きました故。」 小十郎の応えに、政宗の表情が僅かに緊張する。 「あの娘はどうした?無事だったろうな?!」 「…ひどく泣いてはいましたが、怪我ひとつ無いようでしたし、 聞かれた事にもきちんと答えておりました。 家まで送りましたので、今頃は家族の元でしょう。」 「…そうか、そいつは良かった。」 小十郎の言葉に、政宗は心底ホッとしたように胸を撫で下ろす。 逃がしたはいいが、落馬したり他の野盗襲われたりはしていないか ひそかに心配だったらしい。 「それで、此処への到着が遅れました。」 「いや、Coolだぜ小十郎。…これで娘を放って俺の所に来たりしたら 許さねぇ所だった。」 政宗は、改めて周囲を見回した。地面に転がる無数の野盗共の死体は、 それでも政宗に襲い掛かって来た者の半数に過ぎない。 残り半数はあっと言う間に戦意を無くして何処かしらに逃げた。 もう、この近隣に近付こうとはしないだろう。 「ま、何にせよあの娘が無事で良かったぜ。 ならず者共の慰み物になるなんざ、あんまりに可哀相だからな。」 「…自分もそうなる所だったとは、思わないのですか。」 「Ah?」 何かを押し殺すように重い小十郎の声に、しかし政宗は深刻さを欠いた様子で応える。 小十郎が心配するような事態にはどう転んでもならないと、分かっていたからだった。 おなごBASARA 続③1
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舞台「戦国BASARA」 2009年7月3日~7月12日 東京ドームシティ シアターGロッソ 【出演者】 武将 伊達政宗:久保田悠来 真田幸村:片岡信和 片倉小十郎:吉田友一 猿飛佐助:村田洋二郎 濃姫:長澤奈央 森蘭丸:椎名鯛造 明智光秀:谷口賢志 織田信長:窪寺昭 アンサンブル 今井靖彦 高橋光 浅井宏輔 高橋玲 高田将司 宇田卓也 岡田貴義 細川晃弘 渡邊昌宏 澤江晃史 竹中寛幸 佐久間祐人 八巻正明 竹内諒太 一内侑 植野正浩 大畑真彦 永島真之介 平野雅史 村瀬啓佑 音野暁 石井寛人 【スタッフ】 原作:CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ) 作・演出:西田大輔 脚本協力:むとうやすゆき 監修:小林裕幸(CAPCOM) 舞台監督:粟飯原和弘 照明:千田実(CHIDA OFFICE) 音響:前田規寛(M.S.W.) 舞台美術:角田知穂 舞台美術製作:ジャンジャックアートスタジオ 衣装・美術監修:株式会社エレファントチョップ エグゼクティブプロデューサー:齊藤孝司 プロデューサー:関口賢・三角大・西田美由紀 ラインプロデューサー:竹内忠宜 企画・製作:舞台「戦国BASARA」製作委員会 制作:株式会社H&M アクション協力:JAE(ジャパンアクションエンタープライズ) 主催:TBS 東京ドーム 東京ケーブルネットワーク イーエス・エンターテイメント 協力:株式会社アガペー AND ENDLESS 株式会社イクスライン 株式会社エースクルーエンタテインメント 株式会社ソサエティ オブ スタイル 株式会社2年3組 BESIDE(宮津ルーム) 株式会社プロマージュ 株式会社メインキャスト
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父親が分からない子を跡継ぎには出来る訳ないだろうし、 お館様の子だと分かれば、間違いなく後継者争いが起きるね。 …そんないらん苦労、旦那には似合わないと思うなぁ。 そう俺様が言うと、旦那は叱られた犬みたいにしょんぼりとうなだれた。 その様子があんまりに可哀相だったけど、下手に励まして けしかけるような事も出来ないし…参っちゃうな、もう。 ふと、うつむく旦那の顔色がやけに悪い事に気が付いた。 いつもつやつやと顔色がいいから、尚更目立つ。 「旦那、もしかしてお腹痛いの?」 「……うむ。いたい。」 腹を手で押さえて言葉少なにうなづく旦那を 、取り敢えず俺はその辺の倒木に座らせて、上着を脱いで渡した。 月のものだってのにいつもと同じに胸から腹から丸出しなんだから、 そりゃ具合悪くもなるよね。 「佐助…かたじけない。」 「ほら、ちゃんと上着腹に掛けて。 あっためればマシになるって言うし。」 「…うむ」 旦那は大人しく倒木に腰掛け、 俺の上着の上から腹を押さえて蹲るようにじっとした。 こんな調子の旦那を見るの、実は初めてかもしれないな。 なんせ旦那はいつも元気溌剌としてて、 この浮き世の憂さなんかとは全く無縁そうな人だもんね。 …しかし、いつも元気な子が時折見せる弱々しい姿って、 なんか結構クルもんだねぇ…。 なんて不埒な事を考えながら、俺は 旦那の赤い上着から覗くきれいに日焼けした肌とか、 実際の歳よりもかなり幼く見える横顔なんかをちらちら盗み見た。 「佐助」 「は、はい?」 思考がいかがわしい方向に向き始めた時、 旦那が伏せていた顔を急にあげてこっちを見るもんだから、 さすがに慌てた。 …そんな子犬のような目で見られると、いたたまれないったらないよ…。 「温めたら楽になってきたでござる…!」 「そぉ?よかったね。いい機会だから、 もっと着物の布地を増やしてもいいんじゃない?」 「そうであろうか。この格好は動き易くてよいのだが…。」 いやまぁ、旦那に厚着しろなんて勧めてる事が武田軍の連中にバレたら、 俺様ボコボコにされちゃうけどね。 …でも、気になる娘の肌を野郎達が鼻の下伸ばしながら 見てるなんて、正直面白くない訳さ。 いかな無私が身上である忍の俺様だってね。 おなごBASARA 前編3
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不意に、くすりと旦那が小さく笑った。 こういう仕草は、年頃の女の子らしいなぁ。 「ん?なーに?」 「いや…いつも思ってた事だが、佐助は優しいな。」 「いーえいえ。こんなの俺様の優しさのホンの一部ですよ?」 「佐助なら、きっと良い父親になるだろうな。」 そう言ってにっこり微笑む旦那の笑顔は 花に例えるなら向日葵か黄色いチューリップか…ってな感じで、 さっきから地味にムラムラ来てた俺様には 少しばかり刺激が強かった訳さ。 …だから俺は、気が付くと 自分でも信じられないような行動に出ていた。 「佐助…?」 急に間近に近付いて来た俺を不思議そうに見る 旦那の唇に、俺は自らのそれを重ねた。 抵抗を封じるようにその腰や背中に腕を回してみたけど、 旦那は特に抵抗もせず、されるがままだった。 身体が強張ってたから、たぶん自分が何をされてるのか 分からなくて、混乱してたんだろう。 抵抗が無い事でさらに歯止めが聞かなくなって、 旦那の口唇をしばらく犯していると、その喉から 苦し気な声が漏れ始めたので、唇を放した。 開放された旦那はしばらく荒い呼吸を繰り返し 、涙で潤んだ眼でこちらを見た。 「…さ…佐助……何を…」 「…ねぇ、旦那。」 その耳元に囁きかけると、 赤い上着に覆われた肩がビクリと揺れる。 「お館様の次で構わないよ…だから」 耳元で話されるのが嫌なのか、旦那は顔を俺の方に向けた。 茶色の大きな澄んだ眼には、やけに真剣な俺の顔が 小さく映り込んでいる。 「…だから、俺の子も産んでよ。」 旦那の眼が、さらに大きく見開かれた。 (つづく) でも次回もエロが有る訳じゃありませんので御了承くださいm(_ _)m 〈おまけ〉その頃の奥州。 「政宗様。琴の御稽古の時間ですぞ。」 「Ah?琴なら習わなくても弾けるぜ。」 「それは熱唱琵琶でございます。さぁ先生がお待ちですよ!」(むんず) 「嫌だ!やーだー!!放せっ馬鹿こじゅー!!」(ずるずる) 小十郎は今日も政宗をお稽古事に引っ張って行くのでした。 (おそまつ!) おなごBASARA 後編
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開始 開始時 ザビー 「アナタ、張り紙見て来たヒトね? ザビー教へようこそ! バラ色パラダイス!」 味方武将「面妖な! これが海の向こうの文化か」 慶次「お?ちょっと祈ってくか」 伊達「♪ It s crazy」 幸村「まっこと、奇天列なり!」 信玄「奇怪なものに人が集まりよるわ…」 佐助「おー変な城! 俺様気に入っちゃったかも」 秀吉「」 竹中「特筆すべきことは何もないな」 元親「こいつらどっかで見たことあんだよな…」 毛利「なんだこの感情は…」 信長「道化め!」 濃姫「おぞましい…!いやな者達!」 蘭丸「」 光秀「」 上杉「あなや…! かえりましょう!」 かすが「ああ…謙信様が帰りたがっている…!」 利家「」 まつ「ああ…まつめは熱が出てまいりました」 →利家「…やっぱり、いいなあ!」 島津「」 忠勝「」 いつき「」 ザビー「」 武蔵「」 メカザビー戦 登場 ザビー 「これ、ワタシが作った傑作ネー ワータシの科学力、見せてあげマショー!」 戦闘開始 ザビー「そう簡単にゴ開帳はさせませんノコトヨ」 味方武将「おお、これが南蛮人か! 挨拶せねば!」 撃破(開門) ザビ「あれマ、開いチャッタ?」 慶次「」 伊達「」 幸村「お館様、幸村、一番駆けにござります!」 信玄「」 佐助「」 秀吉「」 竹中「」 元親「」 毛利「」 信長「」 濃姫「」 蘭丸「」 光秀「」 上杉「」 かすが「」 利家「」 まつ「」 島津「」 忠勝「」 いつき「」 ザビー「」 武蔵「」 通常 雑魚戦・25人斬 信者 「殺すなら愛で殺して!」 「意義あり! 被告は信者を倒しすぎているッ!」 「意義あり! 被告は愛を無視しているっ!」 「あなたの洗礼名はポン太郎に決まりました」 「あなたの洗礼名はボンレスに決まりました」 「あなたに負けたのではない、愛に負けたのです」 「私が死んだら、灰はザビー城の噴水に…」 「さらば、我らは愛に導かれる道を行きます」 「ノーザビー、ノーライフ!」 「肉体は滅んでも魂はザビー様とともに…」 「祈っても駄目なときは駄目なのです」 司祭「もう少し、もう少しで天国が見えます」 ザビ「アキラメたら…そこで試合終了デース」 司祭「グレートティーチャー・ザビー!」 ザビ「ミナサーン、先に天国行きマスかー?」 司祭「ノーサンクス・ザビー!」 ザビ「オー、ミナサンとってもステキ」 司祭「ハヴァナイス・ザビー!」 司祭遭遇 司祭 「ようこそ!ザビーの庭においでませ!」 「お前の兵を信者にしてやる!」 「さあ、遠慮なくこの胸に飛び込んで下さい!」 「あなたなら幹部になれますよ」 「あなたなら教祖になれますよ」 「あなたの実家に腐ったイカを送りましたよ」 「いやらしい目で私を見ないで下さいッ!」 「祈りましょう、気休めになりますよ」 「とても素敵な地獄の針山が待っていますよ」 「悔い改めよ、右手、左手ーッ!」 「ザビー教教義第三節・愛には愛を」 「ザビー教教義第九節・金のある者には優しく!」 「ザビー教教義第百節・愛は戦いを生む!」 「ザビー・ゴー!」 「臨兵闘者皆陣列在ザビー!」 「あ、あなたの洗礼名はパンチョ…グフッ!」 ザビー「ミナサン、がんばってヤッチャッテネ?」 司祭「プレッシャー・ザビー…!」 司祭撃破 ザビー 「ハッ…これは私への挑戦!?」 「代わりにアナタを幹部にシマス」 味方消滅 ザビー 「ミナサン、勝利のパレードに行きマスヨ」 「これでザビー教も安泰デス」 VSザビー 登場ムービー ザビー 「オー、アナタ愛知らなーい、悲しいネー でもダイジョブ! ザビーがこれで愛教えてアゲルネー レッツ・ゴウ・ザビー!」 『南蛮我道 ザビー 』 戦闘開始 ザビ「世界人類、愛ミナギッテニエタギレ!」 慶次(ザビー)「この壺を買ッテいたら不幸を免れマシタ」 →「まじで? その壺にそんなご利益が!? 俺一つ買うよ!」 伊達「」 幸村「貴殿の国はまっこと愉快な国でござるな!」 信玄「南蛮の術、楽しませてもらうぞ!」 佐助「たまには珍しい料理もうまいんだろうけどね」 秀吉「」 竹中「」 元親「」 毛利「我に半径五尺以上近付くな」 信長「道化、我の目を楽しませてみよ」 濃姫「ああ、いや!あっちへ行きなさい!」 蘭丸「」 光秀「」 上杉 ザビー「アナタの胸でザビーを受け止めて!」 謙信「これはききです! いますぐかえりましょう」 ザビー「逃がしまセン、逃がしまセンヌゾォーッ!」 かすが「ああ…謙信様に危機が!」 利家「それがしと友達に…」 →まつ「なりませんよ、犬千代さま!」 まつ「なんと! 目を合わせてはなりませぬ!」 島津「」 忠勝「???」 →家康「忠勝、だめだ、目を見ちゃいかーん!」 いつき「」 ザビー「」 武蔵「」 戦闘中 ザビー 「この壺を買ッテいたら不幸を免れマシタ」 「ハイ、注目!ワタシがザビーデス」 「ワタシの肖像画、今ならサービス五万両!」 「アナタにも愛をアゲマース」 「アナタも天国で幹部デス」 「ついでに入信手続き済ませときましたヨ」 「アナタ死にそうデスカ?オキノドク!」 「ザビー教教訓その1・骨まで愛シテ」 「ザビー教教訓その2・愛はスベテ奪う」 「ザビー教教訓その3・愛など…イラヌッ」 「モウネ、愛トカどうでもイイ気がしてキタ」 「敵をヨク見なサイ、だんだんムカツイテキマス」? 「燃えてマスネ? 煮えてマスゾォーッ!」? 司祭「ザビー・オア・ダイ!」 ■メカザビー撃破 「ザビエモン3号がヤラレルなんテ… ならば次、イラッシャーイ!」(一体目) 「グッフッフ、まだまだデスヨ、カマーン!」(二体目) 「まだ半分ダヨ!大逆転ですカラネ!」(三体目) 「コレデ、最後の一体…ヤラセはセンゾ!」(四体目) 「なんてゴムタイな! もう謝ってもダメ! ブッ飛バスからネ!」(五体目) 撃破・勝利 「オーウ、あれがウワサの…サンズ・リバーネ」